「一条戻り橋(いちじょうもどりばし)」
♪ 戻り橋 鬼が住まうと 人がいう
夜の都は聞くも恐ろし ♫
大江山の酒呑童子の配下・茨木童子は、老婆に化相し
ては夜な夜な羅城門は戻り橋辺りに出没し、都の民に災
いをなしていた。
通りかかった傘売り善兵衛に傘をわけてほしいと言って
近寄り、鬼女の正体を現す。
源頼光の家臣・渡辺綱は主君の命を受けこれを成敗に
むかうが、茨木童子は現れず綱は館に帰還しようとする。
その時、旅の女人へと身をやつした茨木童子は綱に京
の五条まで連れて行ってほしい頼む。
道すがら川辺にさしかかったその時、川に映ったのは美
しい姫の姿ではなく、なんと恐ろしい鬼の姿だったのです。
これに気付いた綱は、茨木童子と見破り戦うが、茨木童
子の魔術よって倒れてしまう。
そこに岩清水の神の幣を持った坂田金時が加勢して戦い
、茨木童子の左の腕を切り落とした。
そして、茨木童子は虚空へと高く舞い上がり、大江山へと
飛び去ってしまった。
登 場 人 物
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千代田地区八重のお盆神楽公演から
宮之木神楽団上演の「一条戻り橋」の折りたたみスライドショー」
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